創業元禄十五(1702)年。すでに300周年を迎え、現蔵元で十九代目となる但馬の老舗蔵です。
銘柄名「竹泉」の゛竹゛は、竹の川の伏流水を仕込みに使ったことから、゛泉゛は先祖が和泉の国(現・岸和田市田治米町)出身であったことから名付けられました。
所在地:兵庫県朝来市山東町矢名瀬町545
電話:079-676-2033
HP:http://www.chikusen-1702.com/
蔵・酒質の特徴
米の力を最大限に
「一粒の米にも無限の力あり」という杜氏の信念のもと、米の一粒一粒を大切にし、お米の力がお酒の中で最大限発揮されるような酒造りを行っております。夏は蛍の飛び交う河川、冬は美しい雪景色と、蔵の周辺には、いまだほのぼの、のんびりとした日本の風景がたくさん残っており、人もまた自然同様にのんびりとした暮らしぶりです。但し、酒蔵における環境問題には、いち早く取り組み、昭和五十年代には排水処理施設を完備しました。
蔵元の思い
人の笑顔と自然とが共存共栄する酒を
飲み飽きしない。身体に優しい。そんな純米酒と出会ってから、造り手である私自身も純米酒しか飲めない飲み手となってしまいました。私たちの酒蔵がある但馬地方は、山菜、栗、まつたけ、黒豆、蟹、烏賊などの魚介類、但馬牛など、四季おりおりの豊富な食材に恵まれています。このバラエティ溢れる食の幸に、いかようにも合わせることができるのは日本酒=純米酒ならではの力だと思います。豊かな食と酒の味わいを共にまったりと楽しみ、飲む人たちの笑顔が浮かぶ酒、それが私たちの目指す日本酒です。蔵元として、なによりも嬉しいのは、飲む人たちの笑顔を見ることができた時。これからも、人の笑顔と故郷の自然とが共存共栄するような、健やかな酒造りを続けていきたいと思っています。
代表銘柄
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竹泉 純米 山田錦 燗印 |
価 格 |
1800ml 2,100円(税込み) |
酒 度 |
+4.0 |
原料米 |
山田錦 |
酸 度 |
1.6 |
精米歩合 |
70% |
アルコール分 |
14度以上15度未満 |
酒質 |
酸味と旨味が調和した山田錦の純米酒、40度前後の燗としていっそう味が膨らむ。 |
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芳醇辛口純米酒 竹泉 醇辛 |
価 格 |
1800ml 2,625円(税込み) |
酒 度 |
+9.0 |
原料米 |
山田錦/五百万石 |
酸 度 |
1.8 |
精米歩合 |
60% |
アルコール分 |
15度以上16度未満 |
酒質 |
10度~常温でキレの良い辛口の醍醐味を感じさせ、燗酒として、やわらかい米の旨味を味あわせる。 |
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