創業は安政9年(1859年)、地元の水、人、米、風土に恵まれ、地元に根ざした造りを心がけております。
酒銘の「諏訪泉」は、蔵の裏手の諏訪神社(信州諏訪大社の分霊を祭っています)から戴いており、7年に一度、御柱祭りがとりおこなわれます。
所在地:鳥取県八頭郡智頭町大字智頭451
電話:0858-75-0618
HP:http://suwaizumi.jp/
蔵・酒質の特徴
美味を求める食中酒
蔵の所在地は、鳥取県智頭町。
中国山地の山々に囲まれた岡山県との県境、鳥取砂丘へと砂を運んだ千代川の源流近くに位置する宿場町です。濾過不要の良質の仕込み水(全硬度2の軟水)に恵まれた諏訪泉の特徴は、広島流の杜氏の技が醸し出す優しい口あたり、素直に広がる旨み、すっきりとキレの良い後口。なによりも、酒を口に含んだ際に美味しい食べ物が欲しくなってくるという、食と酒とを互いに生かしあえる食中酒です。
蔵元の思い
「天のない酒造り」に
嬉しい時、悲しい時、晴れの席、祈りの場・・私たち日本人にとって、人生のあらゆる場面に寄り添うことができるのが、日本酒というお酒だと思います。また、冠婚葬祭のみならず、家族や仲間と囲むいつもの食卓が、より美味しく楽しいものになるのも日本酒あってのこと。飲むと美味しい食べ物が思い浮かぶ、そんな日本酒を造ることを私たちの蔵は目指しています。高い技術力を誇る酒造のスタッフも自社の酒が大好きな日本酒ファン揃い。また地元の米農家、田中農場、富田農場など、優秀な原料米生産農家さん、県内外を問わぬ蔵のファンの方々とのおつきあいにも恵まれています。「天のない酒造り」、これが我が蔵の座右の銘。そして「酒は純米、燗ならなお良し」、上原浩先生が遺されたこの言葉こそが蔵元と飲む人の共通の思いです。「諏訪泉のお酒を飲んで日本酒が好きになりました」、かつて言って戴いたこの言葉は、蔵元として一番嬉しいもの。これからも、日本酒ファンの裾野を広げるべく「天のない酒造り」に挑んでいきます。
代表銘柄
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諏訪泉 純米大吟醸 鵬(おおとり) |
価 格 |
1800ml 8,400円(税込)
720ml 4,200円(税込) |
酒 度 |
+3.0 |
原料米 |
山田錦 |
酸 度 |
1.5 |
精米歩合 |
40% |
アルコール分 |
16度~17度 |
酒質 |
豊かに広がる、芳醇で風格のある味わい |
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諏訪泉 純米吟醸 満天星(まんてんせい) |
価 格 |
1800ml 3,150円(税込)
720ml 1,575円(税込) |
酒 度 |
+3.0 |
原料米 |
山田錦、玉栄 |
酸 度 |
1.4 |
精米歩合 |
50%(酒母・麹)、55%(掛け米) |
アルコール分 |
15度~16度 |
酒質 |
口当たり優しく、ふくよか旨口 |
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