明治19(1886)年創業。初代・奥鹿之助が、自分の名の「鹿」と実りの「秋」とを合わせ「秋鹿」と命名。
昭和60年頃より自営田で山田錦の栽培を開始。昭和63年には自家精米復活。平成15年酒造年度より全量純米蔵に。
所在地:大阪府豊能郡能勢町倉垣1007
電話:072-737-0013
蔵・酒質の特徴
田んぼから蔵までの「一貫造り」
蔵のある能勢は、日本の山里の原風景を残す美しい土地。寒暖の差も大きく、米作り・酒造りのための好条件にも恵まれています。その土地の利を生かし、米作りから酒造りまでを自蔵で手がける「一貫造り」に取り組んできました。自家栽培ゆえに酒米の品質及び安全性には、とことんこだわることができます。その酒米で醸すのは、旨みをたっぷりと表現した濃醇旨口の食中酒。蔵の持ち味であるシャープな酸とのバランスも重視しています。
蔵元の思い
全量自家栽培米による純米シャトーへ
自分自身が飲み手となった時に、飲みたいと思う酒。それが純米酒でした。純米酒は、米の旨みがストレートに表現できる酒であり、飲む温度帯によっても、まったく違った表情を見せます。また、歳月を重ねて熟成させることにより、さらなる変化を楽しむことができるという大きな魅力も持ち合わせています。造り手として、興味をひかれ、力を入れているのは、自然の微生物の働きだけで造るお酒、即ち山廃・生元系の純米酒です。米の旨みと酸が調和した骨太の純米酒を造り、数年間じっくりと熟成させたい。さらには、それを燗酒として天然の乳酸菌が造り出した乳酸系の香りが豊かに広がる感じを飲み手の皆様に味わっていただきたいと思っています。そのためには、よりよい米作りから。全量自家栽培米による純米シャトーを近い将来の目標と定め、現在のところ、自家栽培の田んぼ約八町歩(8hr)、契約栽培約一五町歩(15hr)の酒米を造っています。目指すのは、自然にやさしい米作り。有機・無農薬というだけでなく、除草剤・肥料には、米ぬか・酒粕を利用する循環農業にも取り組んでいきたいと考えています。
代表銘柄
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秋鹿 特別純米酒 山廃 無濾過生原酒 山田錦 |
価 格 |
1800ml 2,835円(税込) |
酒 度 |
+5.0 |
原料米 |
山田錦 |
酸 度 |
2.2 |
精米歩合 |
70% |
アルコール分 |
18度~19度 |
酒質 |
- |
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秋鹿 一貫造り 純米大吟醸 嘉村壱号田 |
価 格 |
1800ml 9,450円(税込) |
酒 度 |
+4.0 |
原料米 |
山田錦 |
酸 度 |
1.8 |
精米歩合 |
50% |
アルコール分 |
17度~18度 |
酒質 |
- |
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