地元の米、水、人で醸す酒

宮城県北部の寒冷な気候、山と田圃に囲まれた豊かな自然、蔵にほど近い山から汲み上げる豊かな水量の霊堂沢自然水(奥羽山脈の栗駒山を水源とする自然水・軟水)など、恵まれた環境の中で、地元の米、水、人で丁寧に人の手をかけた手作りの酒を醸しています。酒質は、飲み飽きしない綺麗な味であるとともに、熟成にも耐えうる強い酒質を目指しています。

日本の田圃を救う酒

米から造られる日本酒＝純米酒は、飲んで美味しい酒であるだけでなく、日本の田圃を守り、救うことのできる酒だと思っています。 飲み手としては、米の味をしっかりと感じることのできる 深い味わいが魅力であり、造り手としては、酒造りにごまかしがきかず、 常に真剣勝負であるところが魅力です。私たちの蔵では、杜氏制に頼らず、すべて地元の蔵人と蔵元自らの手で酒造りを行っております。蔵人全員、造りに対する意識が高く、常に向上をはかろうとしています。「酒自体の主張は控えめに、料理を引き立てる『縁の下の力持ち』的な酒、肩肘張らずに気軽に茶碗で飲める、いつも傍らに置いておきたくなる酒」、こんな酒をイメージしながら、お客様に美味しいと喜んでいただける酒を醸してまいります。